ドキ☆二次元ばかりのアホ日記★スギタもあるよ!
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死者は永眠り、生者は目覚める
この話は”まわりくどい性格の少女と面倒くさい性格の男がくっついたり離れたりする話であり、人生くたびれた男が生きる意味を取り戻す話”です。

というわけで、下のぶっとびテンションからまったく正反対のローテンションで「キーリ住犲圓燭舛榔別欧(下)」の感想を述べていきます。
ちなみに最終巻で、ものすごーくネタバレです。
ということで、感想。

すごく良かった。
あたしっていつも途中から買い始めたものが、自分のなかで大ヒットするんです。
他の作品もそれは不思議と共通してて驚いてるんですが・・・。
んで、キーリも兇ら買い始めたんですね。
挟を少し読んでから気ら読まないとダメだ!と思って買い始めました。
それで、読み始めていくうちに最初はキーリのこと大人しい子かなーと思ってたんだけど、それは違っていて。本当はすごく感情が豊かな子で、霊が見えるから余計に人との間に隔たりがあって寂しい子なんだって思いました。
ハーヴェイはそりゃーもう、投げやりなところとか無愛想なところとかすっげーツボで、ほんとしょーもない人だ。って思ってました。
でも、そんな2人だったからこそ、ここまで頑張れたんだなーって。
毎回、ハーヴェイはどんどんボロボロになって。腕は取れるは、眼は見えなくなるは、はたまた心臓までおかしくなって。本当に回を追っていくごとに心配ばっかさせるんですよ。
でも、そのときいつも投げやりなくせに人の手助けばっかやって、心も身体も傷ついていくお人好しなハーヴェイが愛しいと思ってしまうんです。すごく。
今回で、眼はほとんど見えなくなって最後は話せなくなっちゃうんですけど、どうしてかな。いつかあの声が聞こえてくるように思うんです。
少しくぐもった、やわらかなあの低く響くあの声。
本当に今回は要所、要所キーリとの甘くて切ないシーンがあって、普段なら笑わないくせに穏やかに微笑むハーヴェイがなおさら愛しく思えて仕方がなくて、あーもう本当に好きとしか言えないぐらい好きなんです。
でもたぶん、キーリじゃなくちゃダメなんだろーなぁ。
あの穏やかな笑みもからかう口調も、キーリじゃなくちゃハーヴェイの心は動かせない。
だから、キーリとハーヴェイがいつも幸せじゃなくちゃ嫌なんです。
途中で、ヨアヒムがキーリのこと取ろうとしてたときなんか、お前なんかにやらねぇよ的なことを言ってて、そんときどれだけキーリは愛されてるのかと思ったら、もーハーヴェイに心臓鷲づかみされましたからね。
それだけでも十分だったのに、今回のちゅーはまじで死んでもいいと思うぐらい呼吸困難になりましたから。その前の眼が見えなくてもキーリの顔はちゃんと見えるってのも脈が止まりそうだったし、ちゅーしたあとの「チョコのかわり、あったまった?」には、どーしてくれるのかと。あたしを殺す気かと。
他の巻ではキス寸止めだったりして、もやもや全開だよ!と乙女心に走ったり、鹸で離れ離れになっていたとき、心底キーリに感情移入しまくってハーヴェイに逢いたいとすら思いましたよ・・・。
でも、それぐらい2人が好き。

もちろん、そんな2人の保護者である兵長も好きで、あのノイズが消えたとき「お疲れ様」と「ありがとう」が言いたかった。
最初は、ハーヴェイに優しくしてやれだの言ってたくせに、2人の気持ちに気づいてからは「俺の眼が黒いうちは破廉恥なことはさせん!」ってキーリのお父さんじゃあるまいし・・・。
ってそんなこと言うくせに、なんだかんだ一番いいこと言ってんのって兵長なんだよね。
典型的なオヤジなんだけどさ、ノイズでしか話せなくなったとき、やっぱりそれでも兵長の声が聞きたいなーと思うんですよ。今頃は娘さんとブランコでもしてるのかな〜。それともロック聴いてたりして(笑)

ベアトリクスだって同じで、なんだかんだで姉御肌で前の巻でハーヴェイの頭をなでたとき、もーまじで「ベアトリクスッッ!」と言葉にならないぐらい嬉しかった。きっと、でっかい弟をなぐさめる姉ってあんな感じなんじゃないかと。

・・・あーもう、ダメだ。
好き過ぎて言葉が止まらない。
本当にね、言いたいことがたくさんありすぎてなにを言えば「キーリ」の良さが伝わるのかわかんねぇや。これは感想なんだけど、もうすんげぇいいから広めたいくせに、まだ自分のなかでうまく咀嚼できてないからうまく言えなくてもがいてる感じがする。
たぶん、おそらく他の人にとっては大した作品でもないかもしれない。
でも、この惑星の無情さに飽いてしまってどこか投げやりに生きてる人にとって少しだけ心動かすなにかがあるとあたしは思う。
きっと、明日も明後日も誰かが死んでも世界はなんら変わらなく動き続けて、それはとても当り前のことなんだけど、どこか無常で儚く脆い人の気持ちで出来ている。
それを教えてくれる作品で、そして奇跡なんて嘘っぽいことを信じてもいいかと思えるようなそんなあたたかい話。

電車のボックスシートを見たら、思わずキーリの位置に座って斜め向かいの赤銅色の髪の彼を想像して、ふっと笑ってしまう。
そして、ゆっくりと落ちていく夕日を窓から見ながらあたしはこれから始まる学校から帰っていくんだろうな、きっと。


posted by 海月 | 本・マンガ | comments(0) | trackbacks(0) |
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